1. ホーム
  2. 祈りについて
  3. 他の種々の祈り方

詩篇をグループで祈る(2)【全員が回し読みに参加して】

前章、詩篇をグループで祈る(1)で、ひとつの祈り方を紹介しました。
ここで、グループで祈る別の方法をご紹介します。
今回の方法は、参加者全員が音読することに参加します。
また、各人が入れ替わりの担当をし、繰り返しが行なわれるという特徴があります。

具体的には、以下のようになります。


準備するもの

同じ翻訳の詩篇・(希望に応じて)花を挿した小さな花瓶

司会者は、次の進行順序で参加者を祈りの世界に招き、導きます。

  • 初めに、イエス様が共に居てくださることを思い、祈りのうちに沈黙します。
    (2分程度)
  • その日取り上げる詩篇を第1節から最後まで、回し読みをします。
    一人が一節ずつを読み、順番に交代して進みます。
  • 詩篇全体を3回読み通すまで、回って行きます。
    読み方は、あまりゆっくりせずに、しかし祈りの心を深く保ちながら読みます。
    (3回済ませるまでの時間が長くなり過ぎるのを避けます)
  • 3回読み終わった段階で、数分の間沈黙します。
  • 自分の気持ちとピッタリの節(心に響いた節)を、一人ずつ順番にゆっくり読みます。
    (語や句ではなく節を選びます。2-3節選んでもかまいません)
  • どうしてその節を選んだのかを、言い足りないくらいの短い表現で(1-3分)、順番に話してゆきます。
    他の人は、ひたすら耳を傾けて聴きます。
    (花を挿した小さな花瓶などを回すと心がなごみます)
  • 一回りしたら、言い足りなかったことや、新たにほかの節を選んで心に響いたことも一緒に話します。
    何周か回ります。(パスしてもかまいません)
    このおり、該当している節を読んでから話します。
  • 終わりにもう一度、この度の詩篇の最初から最後まで全員一緒に声を出して読みます。
  • 主の祈り、アベマリア、詠唱を祈って終わります。