1. ホーム
  2. 祈りについて
  3. 体の感覚

肌に触れてくる自然の恵みとともに祈る

まだ、寒気の厳しい季節。
風をさえぎった所で、上手に陽光を取り込みます。
そこは、冬から抜け出たような、日だまり。
その中で、全身に陽光を浴びます。
陽光は、私に注がれる神様の愛情のようです。

気候の良いおりに早朝など、爽やかな空気に身をさらします。
肌に触れる空気のありがたさ。
それが、そよ風として触れて通ってくれれば嬉しさもひとしおです。
この爽やかな空気やそよ風も、神様の優しさへの感動を招きます。

強風や厳しい冷気に出会う、神様の真剣さに触れます。

今度は、水。
新鮮でまた豊かな量の水で、顔や体を洗います。
今までくすんだ感じであった顔や体の表面に爽やかさが戻ります。
そこから、気分までが生き返る感じです。新鮮な水の嬉しさ、尊さ。

体を洗ったあとも爽快感が続きます。
肌に新鮮さを取り戻した感じが続きます。
その新鮮さのありがたさから、神様に感謝せずにいられなくなります。

たっぷりの水量の湯船に全身をひたす。
滑らかに肌をつつむ清らかな水。
清められ、温められ、包まれる至福な感覚。
神様からの賜物に感謝できます。

「自然」を少々延長してみます。

肌をつつむ自然素材の布。
つまり、下着やタオルや毛布。
それが、柔らかでふくよかなときは、素敵です。
ロマンチックな気分さえ誘います。
神様に感謝できます。

住まいに取り込まれた木のありがたさ。
テーブルが、鉄でもなく、アルミニウムでもなく、ガラスでもなく、木であるとき。
撫でてさすっていたくなる時があります。
床もまた、石やセメントやあるいは合成の建材でないありがたさ。
木で囲まれることは、体と心に、えも言われない安らぎを届けてくれます。
神様の優しい手が届いているかのようで、神様に感謝したくなります。

肌に触れる自然の恵みからは、おもに感謝を神様に捧げて祈れます。