準備の祈り
自分のあらゆる意向と行動と働きが、ひたすら主である神への奉仕と賛美だけに向けられるよう、主の助けを願う。
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第一の準備
内容をまとめること。
ここでは、懐妊9ヶ月の聖母が、ヨセフと一人のはしためと共にナザレを出発し(聖母が牝ろばに乗っておられるのを信心深く黙想してもよいが)、ローマ皇帝がその地方すべてに課した貢物を納めるために、牡牛を連れてベトレヘムに赴かれた。
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第二の準備
見えるように場所を設定すること。
ここでは、ナザレからベトレヘムへの道を想像の目で見、道の長さと広さ、また平坦であるか、谷や丘を越えて行くかを観察する。
同様にして、誕生の場所(または洞窟)に目を向け、それがどのくらい大きいか小さいか、どんなに低いか、どのように整っているかを観察する。
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第三の準備
望んでいるものを願うこと。
ここでは、いっそう主を愛し主に従えるよう、私のために、人となられた主を深く知ることを願う。