想像で再現する音の中にイエスのみ名を聴く
最初は聖書から、神様のお働きの素晴らしさを感じ取ります。
ここでは、コロサイへの手紙1章15節～20節を味わいます。
その後、以下の指示に従って祈りを進め、その祈りに深まって下さい。
指示の言葉の間に、三回ほど十字架の聖ヨハネの詩歌がはさまれます。
始めの５分間は現実界の音を感じ取ります。その後２０分間祈ります。
では、聖書（コロサイ書1章、15－20節）を味わいましょう。
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聖書が終ると背中を伸ばし、目を閉じて出来るだけ沢山現実界の音を聴きます。
注意深く、かすかな音でも意識するように。
忍耐強く平静に。
（5分）
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音をすべて聴き、出来れば音の中に調和のあることを意識して下さい。
（1分）
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これから想像に入ります。
風が森の木を動かしていることを想像して下さい。森の音を聴きなさい。
（1分）
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山の中の谷川の流れの音を聴きなさい。
（1分）
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海岸の波の音を聴きなさい。
（1分）
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私のいとしい人は聳える山々、奥深いひそかな谷間、不思議な島々、音を立ててゆく豊かな流れ、愛を伝える風のそよぎ。
（1分）
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宇宙に入ってその静けさを見なさい。星の動きの静けさと調和を想像して下さい。
山の夜の静けさを感じて山の音を聴きなさい。
（1分）
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暁をはらんで満ちわたる夜、音もなく沸き上る音楽、瞭瞭と鳴る鼓笛、愛の火を燃え盛らせる真夜中の鉄火。
（1分）
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山の夜の静けさの中にイエスのみ名を聴きなさい。
（2分）
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人間の技術で作られた機械の音を聴きなさい。例えば、車、飛行機、工場の機械の音など。
（1分）
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その音響の中にイエスのみ名を聴きなさい。
（1分）
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音楽を聞きなさい。大きなオーケストラ、コーラスの音楽を想像して下さい。
（1分）
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その中にイエスのみ名を聴きなさい。
（2分）
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イエスのみ名はあなたの心の奥底に響きます。
（1分）
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宇宙万物はイエスのみ名を呼んでいます。賛美しています。
イエスは宇宙のかしらてす。
（1分）
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数多（あまた）のお恵を撒き散らしながら、急ぎ足でこの森を行かれました。
あの方が一目見つめて下さるとお顔の照り映えが映っただけで私はこんな美しい姿に成りました。
（1分）
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神の霊は天地万物によって話します。人間によって、自然によって話します。
（1分）
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イエスのみ名はあなたの心の奥底にメロディーのように響きます。
（1分）
「典礼聖歌」48番「神の名はあまねく」を歌ってこの祈りを結びましょう。