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発想の軸を他者の側に移して

人間の思いの狭さから抜け出すために、また、神様のお働きの豊かさに響くことができるために、他者の世界を自分のものにすることは、欠かすことができません。
私たちは、通常どれほど自分というものにこだわり自分を中心に据えていることでしょう。

神様との密な深い交わりのために自分の殻を抜け出し、神様のお働きの豊かさを感じられるようにするのには、発想の最初から他者の側に心を置くことが大きな前進になります。
自分の今日出会う人は、今どういうことを一番問題にしているのだろう? その人は、その問題にどのように取り組んでいるのだろう?
私はその人のために何ができるのだろう?

また、今、目の前にいて関わり合っている人についても同様です。
その人が、今話してくれている内容を傾聴します。
傾聴がしっかりできると、おのずと、相手の人の思いの中心にまで近づきます。
そして、聴いて把握できたことを、大切に受け止めます。

  • その相手の人が、大きな病気で不安の中にいる
  • 家庭において、家族の誰かに、今大きな問題が発生している
  • 職場の関係、あるいは地域の関係で、とても厄介な問題が生まれている

などに悩んでいるということは、多く現われます。
相手の人のそういう問題を、十分丁寧に受け止め、その解決を願ってあげます。
ある方は、上記とは異なって夢を紡いでいる時かもしれません。

  • 外国への巡礼旅行に間もなく出発で、はずむ心で準備を進めている
  • 子供(孫)の誕生まで、あと数十日という時になっている
  • 長いこと海外生活していた夫(子供)が、仕事や留学が終了して間もなく帰国する

私たちが関わりを持つ相手の人には、心を占める大きなテーマ(問題)があるものです。
ですから、私の発想の最初から他者の心の中に入ります。
そして、その人の心を大切にすることを続けます。

以上のことを続けるのは、アガペの愛だと言えます。
アガペの愛を続けるとき、私の心に神様が来られます。

私の心は美しくなります。
そして、神様のお働きと響き合うことが多くなります。

問題のさ中の人と、その問題からの解放を願って辛い思いになる場合も神様との響き合いは、鮮明になります。
喜ばしさの中にある人と共に喜べるならば、感謝と賛美が湧きます。

中途半端を超えて、絶え間なく、相手の側からの発想を続けます。
こうするならば人は、真の霊的な父性(母性)の人となり、神様と心を一つにしながら出会う人々の幸せのために献身するようになります。
自分が神様の器になっていると、掛け値なしに感じながら一刻一刻を献身する喜びが湧くものです。