2年間の「祈りの体験」に参加して私が一番強く思ったのは、祈りとは、神様と心の深い部分での対話なのだということでした。
頭で考えたり言葉で表現しなくてもただ、静かに神様の声を聴く……話してくださるのを待つ……。
そのために始めに、身体の感覚を意識して、心を静め神様に心を開く。
最初は思うようにできなくて、特に呼吸を意識するときは息苦しくなり集中できませんでした。
神父様の指導のもと何回かやっていくうちにスッと入っていくことができるようになりました。
日々の生活の中でイライラしたり、不安になったりしたときに、わずかな時間でも何も考えずに「息を吸う、吐く」を意識して繰り返すだけで気持ちが楽になります。
いくつかのエクササイズを通して、過去の自分と向き合ったり、福音の場面に自分を置いて想像したり、その中でイエス様と出会い、ありのままの自分を客観的に見つめ、少しずつ自分の弱さやかたくなさを肯定できるようになりました。
グループでの分かち合いでも、多くの恵みを頂きました。
時には思いを共有したり、また、思いもよらない観点から話され そこから大きな力を頂くこともありました。
分かち合いの後の質問にも(時には私の的外れの質問に対しても)、神父様はじっくりと聞いて丁寧に答えてくださいます。
最後にいつも「良い質問でしたね」
と、暖かく受け止め心を和ませてくださいます。
この2年間で終わりではなく、毎日の生活の中で活かして信仰を深めていきたいと思います。
他のプログラムでも毎回参加されている方が、
「何度やっても新しい発見があり喜びがある」
と、おっしゃっていましたが、わかるような気がします。
思いもよらない大きな災害や事故があり、また日常生活でも多くの不安を抱えて生活しています。
今、こういう時だからこそ 祈りが必要なのだと強く思います。
一人でも多くの方が、このめぐみのときを体験していただきたいと思います。
参加できたことについて、神様と指導の司祭とに、大きな感謝をしています。
(山口 50代 女性)