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差し出す勇気と心意気をとおして

「差し出す」という言葉で表したいのは、自分の大切なものを隣人に提供するということです。
愛が燃えるときに、人には、貴重なものを他者に差し出す勇気と心意気が湧きます。

ある身近かな人の必要がわかっている場合もあれば、自分の所有のものを想像を働かせながら、欲しいと思うであろう人に差し出す場合もあります。
こうして、差し出そうとする動機は、いろいろなことがありえます。

また、何を差し出すのかも、さまざまです。

  • 献血を、いとわないで提供する
  • 定期的に、発展途上国支援のあるプロジェクトに寄付を続ける
  • 自分が愛読している本を心残りを感じながらも欲しがる人にあげてしまう
  • 外国からの来訪者で、割合長くこの国に滞在したい人の出費がわかって、ホームステイさせてあげる

などなど、いろいろな事例に出会います。

差し出すことが出来たとき、その後に心の内に湧いて出る澄んだ喜びは、喩えようもなく快いものです。
そしてその時、自分は神様の方に飛躍できたと感じます。神様がなさるなさり方に近づいた感じがします。

とかく私たちは、頭の働かせ方に重点を置いて、神様に出会いたいと望みがちです。
しかし、自分の全体が関わる実践を通して神様に近づき、神様のなさるなさり方を感じる。
こうして自分次第で、いつでも神様に近づき出会えるのだということがわかります。

自分の大切なものを、他者に快く差し出せることは、神様との出会いのための貴重な一つの道です。