この祈りは、神からの7つの恵みを受ける祈り(1)と神からの7つの恵みを受ける祈り(2)それに聖体からの恵みを体をとおして受ける(1)【愛と知恵に富むことばを使う】の祈りを前提にしています。
準備の祈りが済むと、前の項と同じくキリストの聖体が胸にとどまられる冥想を十分に行います。
次いで第二に、聖体が眉間に移られてからの冥想も前の項の仕方で十分に行います。
第三には、聖体が下腹部に移られるのを想像し、そこにおいて聖体からの力の恵みを求めることをします。
聖体が下腹部において、あの美しい光の源の中央にとどまられるのをよく想像します。
聖体からの神の力が、美しい光とともに私の下腹部に広がり、さらに横隔膜の方から胸の方へ、さらに喉を通り頭にも広がります。
聖体からの神の力は、私の体中に満ちます。
聖体からの神の力は、美しい光とともに私の体から溢れ出て、今いる部屋をも満たします。
さらにこの神の力は、地球全体を包み、さらに宇宙にまで伸びます。
この聖体からの神の力に包まれていましょう。
この神の力によって、私の中の弱さ、恐怖心、臆病、引き込み思案などが消されて行きます。
ここまで胸にとどまられる聖体からの神の愛(パンの愛)を求めまた、眉間にとどまられる聖体からの目覚め・気付き・知恵を求めたうえ、下腹部にとどまられる聖体からの神の力をも求めました。
ここで、聖体がこれらのみっつをしっかり一つに結び合わせてくださるように求めることはなんと素晴らしいことでしょう。
その求めの組み立てと内容は次のようになります。
すなわち聖体が、胸の愛と眉間の目覚め・気付き・知恵と下腹部の神の力とをしっかり一つに結んでくださることを求めるのです。
これによって私の行いが、いつも神様からの愛と目覚めと気付きと知恵に満たされたものになることを求めるのです。
「どうか、聖体が、胸の愛と眉間の目覚め・気付き・知恵と、下腹部の力とをしっかり一つに結んでくださいますように。そして、私の行いが、神の愛と目覚めと気付きと知恵に満ちたものになりますように」と、くり返しくり返し祈りましょう。
聖体拝領を恵まれた後にこの祈りをすることは、聖体に対する敬意の意味でもたいへん相応しいです。
しかし、もし聖体拝領が叶わない場合でもともかく私たちは、一年の間に実に多くの聖体拝領をしていますから、この祈り方は有効です。
こうして幾度も幾度もくり返しこの祈りを重ねるなら私たちは次第に、パンの愛と目覚めと気付きと知恵のある人に、さらに行いにまでそれを達成できる人へと高まって行くことが恵まれます。