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イエスの御名の祈りの応用形【イエスの御名をすべてのものに向けて】

イエスのお名前を唱える祈り方を実生活におけるどの場もすべて聖化されることを目指して応用してみます。
この祈り方は、「イエスの御名の祈り」(注)になじみが深くなってから行うと効果的です。

意識においては、イエスの御名を敬虔な気持ちで唱えることが続きます。
内的に御名を唱えながら活発に想像しますが、その想像は、自分が関わる物すべてをひとつひとつ思い描いて行きます。
具体的には、次のようになります。

自分の洗面台を思い描き、その洗面台に向けて、「(主)イエス」。
洗面台の鏡を思い描き、その鏡に向けて、「(主)イエス」。
自分の机を思い描き、その机に向けて、「(主)イエス」。
自分の電話機を思い描き、その電話機に向けて、「(主)イエス」。
と、いうように・・・・・。
その他、引き続き、自分の携帯電話、調理場のまな板、ガス台、蛇口、食堂のテーブル、自分の家全体、道路のバス停、街のコンビニ、最寄りの駅舎、自分の町全体、などへと御名を唱えます。

願いは、明らかです。
自分の生活のすみずみまで、イエスと共にありたいのです。
自分が関わるすべての物事を、聖化したいのです。

こうして、唱えかける対象は当然に小さな具体的などのようなものでもまた、広い日本全体や地球をも思い描くことができます。

地味な祈り方ですが、素晴らしいところを目指しています。
自分の関わるすべての物事、自分が身を置くすべての場をイエス様とともに聖なるものへと高めようとします。
そして、長い道のりであるとはいえ、この求めは無駄にはなりません。
いつどこにでも臨在しておられる神様において、すべての物事は聖なるものになり得ます。

速やかな効果を追おうとせず、根気強く続けましょう。

注1:

「体(呼吸)と祈り」の「イエスの御名の祈り」で、説明しています。