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自分の内奥に光る灯火

この冥想は次のように行います。
最初の5分間体の各部の感じ取りをし、その後、自分の心の中に入るよう想像します。
もし、不安を感じるようであれば止めて下さい。
現実に戻って下さい。


  • リラックスして座り(あるいは腰掛けて)目を閉じて下さい。
    背中を真直に伸ばして、頭のてっぺんから爪先まで体の各部分の感覚を感じ取って行きます。
    注意深く、忍耐強く、平静に。
    (5分)

  • そろそろ想像に入ります。
    最初は自分の心の中に入っているように、想像して下さい
    。自分の中に暗闇だけが見つかります。
    空っぽです。
    (1分)

  • 少しずつ心の奥底に入ります。
    知性の源に着きます。
    そこも暗闇で空っぽです。
    (1分)

  • もう少し深く入ると感情の源に入ります。
    そこも暗闇で空っぽです。
    (1分)

  • 更に深く入ると意志の源です。
    同しように暗闇で空っぽです。
    (1分)

  • もっと奥に入ります。
    想像の源です。まだ暗闇で空っぽです。>
    (1分)

  • 霊に入ります。
    まだ暗闇です。
    けれとも霊のいちばん奥底に小さな火種が燃えているようです。
    その火種は神様に向かって、ちょっと輝いています。
    神様に向かって愛の動きのように輝いています。
    (1分)

  • その火種に名前を付けて下さい。
    例えば、私の神、私のすべて、イエスよ、アバ父よ、み心よ、主よ、神、愛、聖霊来たれり、その他自分の好きな呼び名を付けて下さい。
    唱えないで聞いて下さい。
    霊の奥底から聞こえてくるように想像して下さい。
    この言葉は火種と共にいます。
    霊の奥底から湧き出るように聞こえてきます。
    (8分)

  • その言葉が頭に響くように想像します。
    (1分)

  • だんだん胸の中に拡がって響き渡ります。
    (1分)

  • その言葉は心臓にも響き渡ります。
    (1分)

  • その言葉はお腹にも拡がります。
    (1分)
  • だんだん体全体に響き渡ります。(1分)
  • その言葉はこの部屋全体に響き渡っています。
    (1分)
  • その言葉はこの家全体に拡がって響き渡っています。
    (1分)
  • その言葉は地球のどこでも聞こえてきます。
    (1分)
  • その言葉は宇宙の中に拡がっています。
    (1分)

  • その言葉は大きな叫びとなって自分の中、霊の奥底から溢れ出て宇宙まで拡かっています。
    大きな滝のように、どこでも聞こえてきます。
    (1分)

最後に御父、御子、聖霊に対して、自分の愛を表現して下さい。
1分経ってこの祈りを終ります。


聖歌でしめくくることは、とても美しい結びになります。
(たとえば、典礼聖歌119番「主は私の光」)