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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

想像と祈り

【13】自分の歴史の中にイエスが来られる―2


 想像力を使いつつ、過去の不幸な体験を材料として、賛美の祈りをしましょう。
私たちはどんなことが起こっても、神様を賛美できると幸せです。けれども、物事が思い通り行かないとき、神様を賛美するのは難しいことです。あるいは無理かもしれません。でも、神様はすべてを御存じで、しかもすべてを支配しておられます。この信仰があれば、困難なときでも神様を賛美できます。神様は善と悪を支配しておられます。したがって苦しみも支配しておられます。神様から逃れられるものは何一つありません。すべてを支配しておられるのです。私の喜びも苦しみも支配しておられますから、神様を賛美するのです。
 創世記1章31節に「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった」とあります。ですから神様はすべてを支配してよしとされます。聖週間に「幸いなる過ち」という聖歌を歌います。父なる神様は、イエスのご受難を支配しておられます。人間の罪はイエスのご受難の起因になりました。すべてを支配しておられる神様をこの冥想で賛美しましょう。
  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 先ず、しばらく静かに坐して心を鎮めます。
 その後第一段階として10年から5年前までに起こった不幸な辛い出来事の一つを思い出します。第二段階は最近の不幸な辛い出来事を思い出します。
では、冥想の祈りに入ります。
 10年から5年前の辛い不幸な出来事を思い浮べて下さい。どんなことですか。そのときあなたは苦しんでいました。その場所を思い出して下さい。家の中ですか、 それとも屋外ですか。家の中であれば部屋の中を見て下さい。屋外であれば景色を見て下さい。音を聞いて下さい。触れてみて下さい。どんなことが起きていますか。あなたはどうして苦しんでいるのですか。どんな否定的感情が起こりましたか。恐怖ですか、不安ですか、怒りですか。出来るだけそのときの感情を再体験して下さい。(7分)
 イエス様がその出来事の中に入ってこられます。イエス様の姿を見つめて下さい。どんな態度をお取りになりますか。あなたを見つめられますか、近付いてこられますか、あなたに話しかけられますか、それともあなたがイエス様に話しかけますか。しばらくの間、イエス様と一緒にいて下さい。どんな心の動きがありますか。出来るだけ意識して下さい。(3分)
 第二段階に入ります。最近の辛い不幸な出来事を思い出して下さい。その影響であなたは苦しんでいます。どんな出来事ですか。恐れですか、病気ですか、失敗ですか、そのことを見つめて次のように考えて下さい。神様は善と悪を支配しておられます。おん父としてみ子イエスのこ受難を支配されたように、今あなたのその出来事を支配しておられます。このように考察して、この辛い出来事を通して神様を賛美して下さい。どうなりますか、賛美できますか、それとも辛いですか、やってみて下さい。(5分)
 典礼聖歌130番「主をたたえよう」を歌ってこの冥想の祈りを結びましょう。

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