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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

想像と祈り

10】あなたの葬式

 あなたは死にました。どのような教会で葬式が行なわれるか想像するところから、入って行きます。教会の祭壇の前にある自分の棺を見ます。――このように、「あなたの葬式」を想像しながら祈って行きますが、心の準備の5分間は、体の各部の感じ取りをします。本体部分は、25分ほどでまとめましょう。
 では、始めましょう。最初の5分間は、体の各部の感覚を忠実に感じ取って行きます。頭のてっぺんから爪先まで、各部分を感じ取ります。雑念にとらわれたら、気付き次第感じ取りに戻ります。どんな感覚でも受け入れましょう。注意深く、忍耐強く、平静にやって下さい。(5分)
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 想像のエクササイズに入ります。あなたはもう死んで葬式が行なわれています。どこの教会で行なわれていますか。どんな教会ですか。よく見て下さい。祭壇の前にはあなたの遺体が安置されています。あなたの顔の表情をよく見て下さい。どう感じますか。(2分)
 あなたの葬儀に参加している人々の顔をよく見て下さい。誰がいますか。出来れば一人ひとりの前にたって、その人たちが何を感じているか、できるだけ意識して下さい。(3分)
 そろそろ説教が始まります。司式者は誰ですか。あなたについてどんな話をしていますか。その司式者はあなたの長所、業績、能力について話しています。司式者の話の中であなたはどの部分を肯定しますか、ある部分については抵抗を感じますか、出来るだけ司式者の説教をよく聞いて下さい。(5分)
 今度はもう一度あなたの葬式に参列している親族・友人・知人の顔をよく見て下さい。これらの親族・友人・知人は自宅に帰って、あなたの話をします。どんな話をしていますか。親族・友人・知人のあなたについての話を聞くと、あなたはどう感じますか。反発しますか、あるいはありのまま受け入れますか。出来るだけ意識して下さい。(3分)
 葬式はまだ進行中です。葬儀が終る前にあなたは最後に誰と話したいですか。しばらく話して下さい。話した後、あなたの気持ちがどうなるか、感じ取って下さい。(2分)
 今度は場所が変わって今墓地にいます。あなたの親族・友人・知人はあなたの遺骨を墓に納めます。あなたはこれを上から眺めています。誰が墓の回りに集まっていますか。納骨が終り皆は墓地を去ります。あなたはどんな気持ちになりますか。上から眺めていて、参列していた人々についてどう感じますか。(2分)
 上から自分の墓を眺めながら、あなたの人生の生涯を振り返って見てどう感じますか。生きるに価する人生でしたか、どうですか。(3分)
 まだ目を閉じたままこの部屋に戻って下さい。部屋の大きさを思い浮べて下さい。入り□はどこですか、窓はどこにありますか、誰といますか。出来るだけ感じ取って下さい。この部屋に戻ってどう感じますか、あなたの葬式に参列していた親族・知人・友人を思い浮べて下さい。彼らに対するあなたの見方は変わりましたか。出来るだけ感じ取って下さい。(2分)
 今度は自分自身をもう一度見つめて下さい。どういうふうに自分を見ますか。このエクササイズによって自分を見る目が変わりましたか、どうですか。(3分)

 聖歌を歌って祈りを結びましょう。(例えば、『典礼聖歌集』282番「愛のうちに歩む人は」)

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