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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

私のサダナ記念日

【32】ダイアリー・サダナを体験して

 年が明けて、1月5日から9日まで、東京東村山の三位一体修道院でダイアリー・サダナが開催されました。私は今までに、サダナⅠ,Ⅱを何回か経てきたので、ひとつの締めくくりとしてこのセッションに参加することを決めました。
 ダイアリー・サダナの構成は、「わたしの今のとき」から始まって、導入、歴史、深奥と進み、最後にまとめ、未来へと発展していきました。各々のセッションのはじめに、5分間程度「体を知覚する瞑想」「呼吸を知覚する瞑想」をしてから、解説と実習方法が書かれたプリントが配られ、課題に沿ってひたすら思い浮かぶことを書いていきました。2日目からは、朝一番に45分間の瞑想があり、植栗神父様のガイドによって、自分の奥深く入っていくことができました。
 参加を申し込んだ時に、「B5のルーズリーフを100枚程度持参するように」という指示があり、そんなに書けるかしら・・・と半信半疑でしたが、皆で机を囲んでいると、不思議と次々に思いが湧いてきて、気づくと筆が進んでいました。時には指定時間内にたくさんの課題をこなすのに時間が足りなくて、特に最初のうちは怒りが湧くこともありましたが、翌朝途中で終わったものを読み返すと、それはそれで完結の形をとっていることがわかり、驚きました。
 特に印象に残っているのは、最終日の朝に、「個人の井戸」から更に深く、C.G.ユングの言う「集合的無意識」の域にまで下りて行く瞑想をした後に、「まとめと遺言書」というセッションをしたときのことです。前日の夜やった「山頂・谷底・探索」というセッションで書いたものを見ながら、自分の深いところを探っていると、どんなときでも神様が側にいてくださり、それとなく方向を示してくださり、忍耐強く待っていてくださったことと、多くの人々の温かいまなざしと見守りを感じることができました。
 今まで「私」(自分)の方に、自分の方に向いていた関心が、ダイアリー・サダナに参加したことで、「あなた」(隣人)の方に向いていくことを、私は今、静かに感じています。

(東京 60代 女性)


 

 

 

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