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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

体(呼吸)と祈り

【30】1つのフレーズを1呼吸ずつで唱えて進む祈り

 良い正しい姿勢になって、まず、呼吸を整えてみます。
 吐く息と共に自分の中の嫌(いや)なもの、否定的なものが吐き出されるように想像してしばらく、丁寧に吐くことを続けます。
 その後には、吸う息と共に宇宙に満ちている聖霊の息吹を取り入れているように想像しながら、しばらく丁寧に吸うことを続けます。
 次いで、大きく息を吸い、ゆっくりと吐きながら、「私は良い存在として今尊い」と感じながら、自分に愛を送ります。次に、大きくゆっくり息を吐き、ゆっくり目を開けます。
 さて、ここで説明しようとするのは、1呼吸で1つのフレーズを唱える唱え方です。
 (まず先に、例に用いる「詩篇23」の場合として、その前半部分の図解を示します。)


 静かに丁寧に自然な大きさの呼吸をして進みますが、吸う時には、何も唱えず空白とします。吐く時に、一つのフレーズをゆっくり唱えながら、吐くプロセス全体でそのフレーズを唱え、内容も味わいます。(ここで、祈り手の心構えは、次のような方向に向かいます。祈りの世界もまた、「つくるもの」というより「自ずから生まれるもの」。そこで、一言で言える形を大切にし、「いき」に「乗る」または「いき」「宣る」の方向で「いのる」が生まれるようにと願うのです。良い祈りの言葉を借りて、その方向へと向かいます。)
 それでは、(この祈り方では、「詩篇」の文はとても相応しいですから)「詩篇23番」を祈ってみます。各行の、左側の空白部で、息を吸います。吸い終わったところで、右側の言葉の部分に移り、ゆっくり吐きながら、その言葉を心を込めて唱えます。そして、唱えながら、その内容を入念に味わいます。

 

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