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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

体(呼吸)と祈り

【27】聖体からの恵みを体をとおして受ける-1(愛と知恵に富むことばを願う)

  この祈りは、「想像と祈り」コーナーの、【27】の冥想を前提にしています。(この祈りを試みたい方は、まず「想像と祈り」コーナーの、【27】の冥想を済ませてください。)
 キリストの聖体が胸にとどまられます。「想像と祈り」No.27で観想したともし火のあったところに、聖体が場を占めて、今までの輝かしい光の中に荘厳にとどまられます。ご聖体がしっかり着座されることで、私の胸は、光の場合に加えさらに聖体からの直接の愛を受けます。聖体の愛が私の胸に広がります。さらにこの愛は、私の体全体にも広がります。さらに自分のいま居る部屋にも、地球全体にも、宇宙にも広がります。
 聖体に脈打っている「パンの愛」(注1)が、私の中で十分に根付きますように。愛が強まりますように。聖体に脈打っている愛で私が愛せますように。そういう愛の人になれますように、――そのように願ってしばらく時を過ごしましょう。(7分)
 次いで、聖体は、眉間に移られます。今までの光の中央に荘厳に聖体が場を占めます。この輝かしい光とともに、聖体からの恵みが私の眉間のところに広がります。眉間のところには、知恵の恵みが届きます。私はいっそうよく目覚め、気付きが増し、知恵が深まります。この目覚め・気付き・知恵の恵みは、ここから広がり、私の体全体にも、私が今いる部屋にも、地球全体にも、さらに宇宙にまで広がります。
 この目覚め・気付き・知恵が私の中で十分に強まりますように。私がいつもそれに導かれますように。今十分に時間をかけて、そのように祈りを続けましょう。眉間のところに留まられる聖体を見ながら、祈りを続けましょう。(7分)
次に第三段階で、聖体は、喉のところに移られます。今までの光の中央に聖体がとどまられます聖体は、喉のところに広がる輝かしい光のなかから、ことばの恵みを分けてくださいます。
 聖体から恵みが届きます。聖体は、新しいことばを授けてくださいます。そのことばの恵みが、私の中全体に広がります。さらに、私の居る部屋にも、地球全体にも、さらに宇宙にまで広がります。 新しいことばの恵みを願いましょう。(5分)
 聖体は、ばらばらであった私の愛と知恵とことばを、今一つにつないでくださいます。聖体からの恵みの新しいことばは、愛にあふれ、知恵に富むことばです。愛や知恵から離れがちな私の喉を、愛と知恵に結び付けてくださるように祈りましょう。私がいつも、愛にあふれ知恵に富むことばを発することができるように祈りましょう。(7分)
 結びに、たとえば、典礼聖歌75番「神よあなたの言葉」を歌ってこの祈りのしめくくりとしましょう。

(注1)「パンの愛」――キリストが最後の晩餐で、パンをご自分の体にお変えになったことを、よく考察してみると、次のことが解ります。つまり、キリストは、神的な力で、ふつうのパンをご自分の体に変化させ、人に食べられるものになさった。こうして、キリストは、人間を霊的に活かそうとしています。食べられて、人を内側から豊かに生きられるように高めようとする。しかも、食べられるものになるためには、十字架で自分を捧げるというおん父への捧げの道を辿る必要がありました。以上のなさり方の全体に、極めて大きな愛が現われていますので、この愛し方を、要約的に捉えて「パンの愛」と表しました。

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