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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

体(呼吸)と祈り

【17】“神様を吸い神様に委ねる”呼吸の祈り

 「体(呼吸)と祈り」のコーナーでは、【3】~【6】において、呼吸法による冥想や祈りを紹介しました。ここで、再び呼吸法での祈り方に目を向けることとしましょう。そのはじめに、次の方法をご紹介します。
 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
 この方法でも、最初の5分の間、いつものとおり準備の呼吸(アナパナ)をします。
準備が済むと、信仰の心を込めて呼吸をすることへと転じましょう。
 呼吸とは、いうまでもなく、はかり知れない尊い営みです。呼吸が持続することがあって、はじめて、人の命が保たれます。呼吸の停止は、この世での生命の終了を意味します。
 この命の源は、神様です。そして、一息ごとに、私は神様の命を吸い込んでいると言って過言ではありません。神様の命どころか、神様そのものを吸っています。
以上のことに思いを致しつつ、呼吸そのものによって祈りましょう。
 息を吸うとき、神様を吸っているように意識しましょう。一息一息、神様をいただいていると意識しながら、大切に吸いましょう。
 吐くときについても、尊さを感じましょう。
 はじめは、吐くときに自分の中の否定的な要素を吐き出していると意識しましょう。「汚れ」「悲しみ」「怒り」「ねたみ」などを吐き出していると意識しながら、何度も繰り返しましょう。
 さらに、吐くときいっそう信仰的になって吐きましょう。神様にお任せする心になりましょう。
 こうして、呼吸は、「神様を吸う」意識で吸い、「神様に委ねる」意識で吐くという、信仰の深まりの営みとすることができます。
 さらに、祈りは、純粋になれば、“考え”で営むよりも、“心全体”がその思いになるようになります。こうして、意識が単純化されるわけですが、その単純化に即して、言葉も「いただきます」と「お任せします」というようにすると良いでしょう。

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