私たちは西日本霊性センターと連携しています。

サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

体(呼吸)と祈り

11】耳に届く自然の音とともに祈る

 豊かな自然の中に自分を置きましょう。
せせらぎが流れるほとりであれば、そのせせらぎの響きに聴き入りましょう。水の流れが奏でる無心の響き。かわいらしく、やさしげに、語り続けるかのように。そして、それは、止むときなく続きます。神様からのやさしい贈り物です。
 丘や野原で、風の歌を聴くこともできます。こちらは、規則なく気ままに、歌ったり止んだり・・・・・。草の葉や木々の葉と戯れては、葉ずれの音を届けます。中空を通り抜けて、神秘的な、空気だけの音になることもあります。囚われのない自由な歌い方に、心が広がります。神様の自由闊達さを感じることができます。
 谷あいや、山の麓などで、大風に出会うこともあります。怒涛のように、うなりのように、巨大なエネルギーが繰り返し通り抜けます。神様の全能を思わせられます。
海辺で、響くのは波の音。日によって、激しいものであったり、穏やかなものであったり、種々に様変わりします。いずれの場合も、息の長さと、無限の繰り返しは、波の音の特徴。神様の尽きないいのちを思います。
 小鳥の鳴き声は、限りない種類。鶯も、ほととぎすも、とびも、すずめも、ムクドリも・・・・・。神様の愛情・情愛の細やかさを思います。
 真夜中の沈黙や、夜明け前の静けさも、また、心を深みへと導いてくれます。
 自然の只中に身を置いて、音が導いてくれる独特な世界を味わいましょう。その世界が、しばしば、創造の源の御方、今も宇宙を治められる御方へと、私たちの心を導いてくれます。それに導かれながら、心を神様に向ければ、心は引き上げられて、賛美したい思い、感謝したい思い、奉仕したい思い、至らなさを謝罪する思いなどの、祈りが湧きます。

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