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サダナ東洋の瞑想とキリスト者の祈り

【7】目に入る自然の姿とともに祈る-2(知性的に)

 目に映ってくる自然の営みには、しばしば驚異的な仕組みがみられます。そのような仕組み、法則性、組み立ての原理は、知れば知るほど感嘆させられます。
目に見て取ることからは、知的な精神の働きが引き起こされ易く、知性的な驚きや感嘆から、すぐに神様の偉大さを賛えることができます。偉大さの賛美から、さらに、神様の素晴らしい贈りものに気付いて、神様の愛・思いやりの理解も出来、そこから感謝や奉献の心を大きくすることもできます。
 花一輪をじっくり見ることをしてみます。まず、時を少々さかのぼって、この花の生育のプロセスを、芽生えの時から辿り直すことができます。根は、土の中から水分や養分を膜を通して吸い込みます。今度は、それを重力に抗して高い方まで引き上げます。小さな命であるのに、しっかりと水分摂取・栄養摂取を行う仕組みが保たれています。高いところへ引き上げるについても、毛細管現象とか小さな弁の仕組みとかが組み込まれているのでしょう。そして、やがてつぼみを形成します。つぼみの形成と時が満ちて開花するプロセスも驚異です。形もすばらしく、色彩もすぐれ、またその薄さで伸びやかに花びらを広げる機構も、見事に組み込まれています。・・・・・以上の知性的な驚きや感嘆から、神様を賛美しましょう。さらに、感謝や奉献の心を伸ばしましょう。
 鳥の一羽をじっくり見ることをしてみます。口舌も食道も胃腸も骨格も備え、脚も具えていながら、空気を相手にして空中を飛来することが可能なのです。体の重さはかなりのものなのに、その可憐な羽で空中で長時間を過ごします。空気の捉えかた、筋肉の働かせ方、方向の見定め方、気候のキャッチの仕方、この小さないのちにこれ程の能力が組み込まれています。それぞれの器官や部位の見事な成り立ち。どの組織も見事に成り立っていますし、それらを巧みに統合的に働かせる生物的な機能や、本能的な機能も驚異です。この知性的な驚きや感嘆からも、神様を賛美しましょう。さらに、感謝や奉献の心を伸ばしましょう。
 海の中で――魚のいのちの仕組みが見事です。また、貝も生き、海老も生き、亀も生きています。そしてそれら一つ一つに独特の驚くべき仕組みが機能しています。
 自分に一番近い、人間をよく見てみます。誕生の(誕生の以前も驚異的なことにあふれていますが)後にどのようにいのちを維持成長させるのか、その高度な、多機能の組み合わせの妙に驚嘆します。
 地球規模の物理的あるいは化学的あるいは天文的な仕組みと組み立ても見事です。そして、宇宙大の見事な仕組みと組み立て。
 一つ一つの驚きを持つ度に神様を賛美できます。また、感謝できます。さらには、そういう素晴らしい神様の、これ程の心づくしに深い感銘を受け、献身の思いを強めることができます。

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