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慰め

神さまは、人が神さまのお望みを果たそうと励むおり、人を慰め、励まし、力づけてくださいます。

霊でおられ、人々の愛し合いをお求めになる神さまは、肉体をもってアガペを実践することが、しばしば骨の折れるものとなることをご存知です。

肉体を持って、この世で生きるとき、人は、疲れや健康不安、さまざまな欲望(欲求)にさいなまれます。
また、人は、肉体と共に感情・情緒も持ちます。
この感情・情緒は、しばしば神さまのお望みに向かう道をくらましたり、邪魔したり、背をむけさせたりします。

こうして、人間は、神さまのお望みを果たすことに、しばしば大きな困難を覚えます。
そこで、神さまが、人間に慰め、励まし、鼓舞をお与えくださるのです。

『聖書』で、パウロは次のように説きます。

わたしたちの主イエス・キリストの父である神、慈愛に満ちた父、慰めを豊かにくださる神がほめたたえられますように。
神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、わたしたちも神からいただくこの慰めによって、あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。
キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。
わたしたちが悩み苦しむとき、それはあなたがたの慰めと救いになります。
また、わたしたちが慰められるとき、それはあなたがたの慰めになり、あなたがたがわたしたちの苦しみと同じ苦しみに耐えることができるのです。
あなたがたについてわたしたちが抱いている希望は揺るぎません。
なぜなら、あなたがたが苦しみを共にしてくれているように、慰めをも共にしていると、わたしたちは知っているからです。
(二コリント1:3-7)

このような力強い「慰め」は、聖霊のお働きによっています。
そもそもキリストが、慰め役、励まし役、鼓舞役の聖霊を送ってくださっています。

こうして、神さまからの慰め、励まし、鼓舞は、私たちの内面に、貴重な“動き”となって形を取ります。
この“動き”となって形を取るものを総称して「慰め」と呼びます。

それらの形を取るものには、喜び、解放感、希望とやる気、明るさ、集中心、安らかさ、愛したい心、親切心、などがあります。
これらに、落ち着いたきわめて静かな心、汚れが洗われた清らかさ、そして、軽快に荷を担える感じ、などを加えても良いと思います。

以上のような、「神のお望みを果たす心を強めてくれる、慰め・励まし・鼓舞」などの総称が「慰め」です。