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神からの7つの恵みを受ける祈り(1)

この祈りは、神様から7種類の恵みを求めるものです。
<神の愛><神の義><神の力><神のいのち><神のことば><神の知恵><神の祝福>という7つの恵みを受ける祈り(観想)です。

やがて7つを同時に求める段階に進みますが、さしあたって7つのうちのいずれかの3つを同時に求めることとしましょう。

第一回目は、<神の愛><神の義><神の力>の3つを求めることとします。

方法は、次のようになります。
神様からの「愛」の恵みを、十分に受けようとする祈りから入りましょう。

神様からの「愛」の恵みは、私の心の中にすでに届いています。
その見えない恵みを、見えるイメージを借りながらいっそう豊かに受けられるように祈るわけです。
神様からの「愛」が、私の胸のうちに、燃えるともし火として光を発するイメージをしっかり描きます。
光の色も自分で選んで決めましょう。
(筆者は、その色をさくら色としていますが)

以上が整うとまず、頭を空にして体の各部の感じ取りを入念に行います(10分程度)。
その後祈りの本体に入ります。
本体に入ってからは、<神の愛を求める>をかわきりに、順次似ているプロセスをたどって、<神の義を求める><神の力を求める>と、展開するわけです。


目を閉じたまま、想像を働かせて自分の胸のうちに神様の愛がともし火としてすてきな色の光を放射していることをイメージします。
その光が、自分の胸の中も、頭の中も、体じゅうも満たして行くのをイメージします。
さらにはその光は、自分の今居る部屋も、建物全体も、今居る町も、地球全体も、宇宙も満たして行くのをイメージします。
ひとときの間<神の愛>を求めて祈りました。
次の段階として、<神の義>を求めることに進みましょう。
想像を働かせて、自分の臍の内側に神様の義がともし火としてすてきな色の光(筆者の場合黄色ですが)を放射していることをイメージします。
その光が、愛のともし火の場合と同じように、自分のお腹の中、胸の中、頭の中、体の中全体、自分の部屋全体、自分の家全体、自分の町全体、地球全体、宇宙も満たしているのをイメージしましょう。
私がこの神様の義の光に包まれることを明瞭にイメージします。
その光によって、私の中の、むさぼり、悪意、卑怯、ひねくれ、などが消されて行きます。

しばらくの間、この光に包まれて居ましょう。
私の怯堕が減少させられ、私の義が増し加わるのを願って居ましょう。

<神の義>を求めた後は、第三部として、<神の力>を求めましょう。
想像を働かせて、自分の下腹部(丹田)の内側に神様の力がともし火としてすてきな色の光(筆者の場合赤ですが)を放射していることをイメージしましょう。
その光が、愛のともし火の場合と同じように、自分のお腹の中、胸の中、頭の中、体の中全体、自分の部屋全体、自分の家全体、自分の町全体、地球全体、宇宙も満たしているのをイメージしましょう。

私がこの神様の力の光に包まれることを明瞭にイメージします。
その光によって、私の中の、弱さ、恐怖心、臆病、引っ込み思案、などが消されて行きます。

しばらくの間、この光に包まれて居ましょう。
私の弱さが減少させられ、私の力が増し加わるのを願って居ましょう。

準備を含め、全体を25-30分でまとめ、結びに聖歌(たとえば典礼聖歌6番)を歌ってしめくくりましょう。