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自分の歴史の中にイエスが来られる(3)

自分の歴史の中にイエスが来られる(1)自分の歴史の中にイエスが来られる(2)に、「自分の歴史の中にイエスが来られる」の冥想法を掲げました。
ここでは、とくに自分の歴史の中にイエスが来られる(2)の延長として、深めることを目指しましょう。
(この祈りは、元来自分の歴史の中にイエスが来られる(2)の祈りとワンセットになるものです)
苦しかった体験の例をさらに広く見渡し、それを通して神様を賛美することに取り組みます。


  • しばらく静かに坐して心を鎮めます。
    (5分)

  • その後、自分の歴史の中にイエスが来られる(2)で到達した「イエス様の来訪で慰められた体験」に、もう一度入りましょう。
    じっくり腰を据えて、イエス様のお姿をよく見、お示しくださる慈愛のわざに触れ、その愛に包まれましょう。 (5分)

  • 今度は、次のところに意識を移動させて行きます。
    自分の歴史の中にイエスが来られる(2)の不幸な体験以後、現在までにどのような辛い不幸な体験があったでしょうか?
    思い浮へて下さい。
    ひとつずつ思い出すごとに、苦しみの時寄り添ってくださるイエス様に包まれるようにしてください。
    そして、神様を賛美して下さい。
    この辛い出来事の故に賛美します。
    この失敗がありましたから賛美します。
    この罪を犯しましたから賛美します。
    どうぞやってみて下さい。
    どんな心の動きがありますか?祈りながら意識して下さい。 (5分)

  • 次に、見つめる体験を、今現在のものにします。
    ここでもイエス様が自分に慈愛を示し、その愛で包んでくださるのを感じましょう。
    そして、次の意識で祈りましょう。
    「神様はこの苦しみによって、どんな善を引き出されるのでしょうか?」
    教えて下さるよう祈って下さい。
    神様はこの辛い出来事から善を引き出して下さるのです。
    どんなことですか? (4分)

  • しばらくの間神様を賛美して下さい。
    自分なりの言葉を使って、心の中で神様を賛美し感謝を捧げて下さい。 (1分)

  • 将来どんな辛い事が起こっても、神様に感謝して下さい。
    出来ますか? (2分)

  • まだ目を閉じたまま、今自分が居る部屋に戻ってください。
    音を聞いて下さい。
    この部屋の大きさを思い浮へてください。
    ここで何をしていますか?この部屋に戻ってどんな感情、気持ちが涌きますか?平安ですか?喜びですか?それとも辛い気持ちですか?
    出来るだけ意識して下さい。
    (3分)

最後にもう一度神様を賛美して下さい。
全てを支配しておられる神、あなたの感情をも支配しておられる神様を賛美して下さい。
2分経ってこの祈りを終ります。

典礼聖歌130番「主をたたえよう」を歌ってこの祈りを結びましょう。