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呼吸を信仰心の動きに合致させる(1)【吸う場合】

尊い営みである呼吸を信仰の心の動きに合わせて行うなら、信仰の心をいっそう濃密なものとすることができます。

神様を待望する信仰の心は、「神様来てください」あるいは「どうぞおいでください」というような言葉になります。
この言葉を用いながら、息を吸ってみます。

どのような息遣いが合致するでしょうか?
深く大きく吸うのがいいでしょうか?
小さく丁寧に吸うのがいいでしょうか?
力強くしっかり吸うのがいいでしょうか?

吸い方の、大きさ、深さ、強さ、長さ、速さなどを自分に合う仕方になるよう探してみましょう。

神様を待望する心は、神様を自分の方にお招きするのですから吸う時に「神様来てください」というのが合致することは、確かなことです。

待望する心での吸い方を体得できたら「吸う」時に唱えるべき他の信仰の心は、どうい心か探してみましょう。

感謝の心でしょうか? 賛美の心でしょうか?
(「感謝」の場合、言葉は「ありがとうございます」に、「賛美」の場合、言葉は「すばらしい!」とすればよいでしょう)
もし上の2つの心も「吸う場合」に合致するとお感じになれば、「待望する心」の場合と同じように吸い方の大きさ、深さ、強さ、長さ、速さを工夫してみましょう。
そして自分にとって、もっとも合致する吸い方を身に付けるようにしましょう。